院長挨拶
院長挨拶
当院の方針

まず整形外科的疾患には根本的治療はなく、すべてが対症療法となり、それに基づいた痛みに向きあう治療を目指します。

患者さんが早く回復できることを第一に考え、過剰に薬剤を使うことなく、必要があれば数日おきに診察を行い、 必要がなくなれば来院しなくても大丈夫だとはっきり伝えるようにしています。

痛み止めを怖がって飲まない患者さんもおられますが、痛みがなくならないと次の段階に進めない場合もあります。
痛みを取り去り、痛みがぶり返さないことを確認したのちに必要があればリハビリなどを勧めております。

患者さん個々によって体の状態は異なり、インターネットでご自身が得た知識通りにはいかないこともあります。
体の状態を率直にお伝えし、皆さんが早く通常通りの生活ができるよう根気よく治療を続けていくことを信条としています。

院長 菅原 忍
運動部の生徒さんへ
千葉県教育委員会・松戸市教育委員会からの勧告
=運動部活動指導の指針=
(運動部活動における生徒のオーバーワークトレーニング症候群やバーンアウトに対する指針)
[活動時間]
 平日2時間程度、休日3時間程度を原則とする。
 週16時間程度を超えない。

[休養日]
 平日1日以上、休日1日以上 週2日以上を原則とする。
 年間100日以上(大会などで休養日に活動した場合は別の日に振り替える)
<資料>スポーツ医・科学関係機関の提言
1.国際オリンピック委員会(2008年)
『エリートのジュニアアスリートに対する声明』
 ジュニアアスリートの育成に関して、保護者やコーチなどの関係者は、適切な栄養、十分な睡眠、学業、心身の健康と社会活動への参加等を含めた、バランスの良いライフサイクルで過ごすことができるようにすること、練習量を制限し、楽しく満足して活動できるようにすること等を提言している。
2.米国小児科学会(2007年)
『ジュニアアスリートにおけるスポーツ障害、オーバートレーニングとバーンアウトについて』
 ジュニアアスリートの心身の回復という観点からは、少なくとも週に1、2日はスポーツ活動を全く行わない休養日を設けること等を提言している。
3.全米アスレティックトレーナーズ(2011年)
『ジュニア期のスポーツ障害予防に関する声明』
 少なくとも週に1、2日は休養日を設けること等を提言している。
4.アメリカ臨床スポーツ医学会(2014年)
『ジュニア期のスポーツ障害とバーンアウトに関する声明』
 16時間/週以上のトレーニングを行うと、医療ケアを必要とするスポーツ障害のリスクが高まることに留意すべきであること等を提言している。
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将来を見据え、指導者や保護者は上記の活動指針を守って活動されることをお勧めします。

院長略歴
 
1987年
順天堂大学卒業
1990年
順天堂大学静岡病院(静岡)
1994年
関東労災病院(神奈川)
1995年
多摩南部地域病院(東京)
1997年
メーヨークリニック(ミネソタ州)
1998年
順天堂大学病院(東京)
2000年
11月菅原整形外科開院 現在に至る
所属学会等
・順天堂大学医学部生化学非常勤講師
・日本整形外科学会専門医・スポーツ医
・グルコサミン研究会幹事
・関東ゴルフ連盟ジュニア育成参与


047-312-7788
※ガイダンスに従ってご希望の番号を押してください
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